胸腺種について

胸腺というのは、胸骨の中にあるリンパ免疫系の臓器で、青年期に最も活発に発達しその後萎縮し脂肪のかたまりになるようで、大人になると機能していない臓器といわれていた。が、本当に大人になるとまったく何もしていないかは疑問。何かをしているようだが、今まだ明確でないようです。
胸腺種の25%程度のひとが重症筋無力症を発症。重症筋無力症の場合、胸腺種のひとが同じ程度。また胸腺の異常をみられるひとはもっと多い。関係が深いですね。胸腺種をとることで、重症筋無力症の症状がよくなることが多い。薬が減る人、まったくいらなくなる人が多い80%以上ということです。ただし、効果がでてくるのは6ヶ月以上かかることのこと。胸腺にできる腫瘍が胸腺種。これ自体が病気で、胸腺種と重症筋無力症の関連性は深いが、明確な関連性については、まだわかっていない。
胸腺腫事態、進行度、悪性かどうかで治療法も異なる。
胸腺の場所、胸腺種について詳しく分かりやすいがん情報センター ganjoho.jp/public/cancer/thymoma/index.html
胸腺についての説明 www.naoru.com/kyousen.htm ja.wikipedia.org/wiki/胸腺 この説明を読むと、胸腺種の手術のリスクも理解できる。
胸腺種についての説明 www.imic.or.jp/library/cancer/007_thymoma.html  
 
胸腺種あるいは胸腺がんは、人口10万人に対して0.13人とかいてあり、重症筋無力症よりもさらに珍しいとのこと。が、計算が合わない。10万人に5人重症筋無力症、その25%が胸腺種とすると1人になるはずなのですが。
 

USの関連情報

https://en.wikipedia.org/wiki/Thymus

https://en.wikipedia.org/wiki/Thymectomy