相手は変えられない、自分が変わるしかない 

自分を変えなさい、安保さんの2冊の本に感銘をうけました。安保 徹「病気は自分で治す」と「40歳からの免疫力がつく生き方」

科学的な是非は議論の余地ありですが、安保さんは一貫した論理”人間が本来持っている自動修復機能がうまく立ち回らなくなるくらいストレスがかかることで病気になる。それを変えない限り病気はよくならない”といっています。

ストレスとしては、肉体的なもの、精神的なもの、その両方がもちろんあって、どちらもよくないのですが、安保さんが特に強調しているのが精神的なストレス。病気になってしまう背景には、精神的なストレスがもちろんあって、それは自分で悪化させている面もあるということを認めたくない!という想いと、とはいっても、この本は面白い!ということで読み進めたのですが、私としての結論は、精神的ストレスが病気の原因にあるのは認めるが、それだけではない!絶対、ウィルスや有害物質などが、発病に絡んでいるはず!と思っています。なので、免疫やその他の研究はまた続けますが、それとは別に、やはり自分のこころの持ち方、生き方を見直さねばということは認めます。

「こころのあり方で、細胞レベルの活動へ影響を与える」という感じです。

安保さんは、怒りやがむしゃらな働き方、また、一方、怠惰や無気力、いずれも病気の原因と言っています。後者は、アトピーとかアレルギー性の病気になるようです。私の自己診断としては、私は、短期で無理をする質、それから、時々むやみに心配する質なので、万事ゆったりと構えなさい、人事を尽くして天命を待つ、そんなふうにありたいです。

特に、人間関係。「相手は変えられない、自分が変わるしかない」自分だって自分の思うとおりになんか変わることができないのだから、人を変えるなんて到底むりと思った方がいい。

状況についても同じ。「状況は変えられない、自分が適用するしかない」ことが多いのではないでしょうか?勇気を持って、撤退することも、必要かもしれないですね。もちろん、志をもって、自分の流れを作っていくことはやるべきだと思うのですが、これも、すべて思うがまま、にはなるはずがなく、ゆったりと、じっくりと、うまく適用しながら、、ということでしょう。