仕事

まず、整理のために辞書で引いてみた。仕事とは、1.何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。2.生活の糧を得るための手段。仕事は苦痛なのか、喜びなのか?これは両方「真」。つまり、仕事とは、何かをしてそれを人に認めてもらってお金をもらう、その行為自体が自分にとっても心地よいものであれば、それは当然、仕事は喜び。行為が我慢の多いものであれば、苦痛にしかならない。私のような会社員は、苦痛と喜びが半々?あるいは、人間関係などの煩わしさや通勤などの忙しさも加味すると苦痛寄りの人がが多いかもしれない。上司のアメとむち作戦でコントロールされ、給与アップをインセンティブに、仕事をしているのでしょうね。
ネットで成功、ただし会社にばれて首になった人が書いた本に、まさに私が考えていたポイントが簡潔に記載されていた。「生きるために仕事をするのか」(多くの労働者はこっちだと思う。)あるいは「仕事をするために生きるのか」(病をおして作品を作る芸術家はまさにこっち)。彼はどちらもナンセンス、仕事で達成しかつ楽しく生きてこそ、と書いている。
私は、本来「仕事のために生きる」というのを目指していたと思う。というか、性来がそのタイプだと思う。サラリーマンが「仕事のために生きる」を追求するとやはり出世を目指すことになるのかな?とも思う。が、結末はリストラ??
社員に利益を分配し内部留保しないというユニークな経営のめがねやさんの社長さんの書いた本にも、言い得て妙の文章があった。「人のリクエストに答えてこそ仕事。自分のリクエストだけでは趣味。両方答えられたらwin-winと」。確かに、どんな仕事でも人の役に立っているので、その意味ではやりがいは有るはずだが、自分が活かせる仕事であればもっといいぞー。
と、くよくよと考えると、私は本来仕事のために生きる、というワーカーホリックタイプだったが、今見直さざるを得ない状況におかれていて、当たり前のことに気づいたということ?自分も活かせて、人に役立つ、Win-Winは、自分で作っていくしかない?