NHK 細胞ミラクルワールド「老いと戦う細胞」で免疫系、胸腺やT細胞がでてきたー。

2014年04月20日 21:55

NHK スペシャル、山中教授も出演の「プロローグ、ようこそNHK 細胞ミラクルワールドへ!」という番組。人間の体は60兆の細胞でできていている小宇宙がこの基本テーマとですが、重症筋無力症に関連深いものでした

第3回「あなたを守る、老いと戦う細胞」は完全に免疫系の話で、胸腺までカバーされています。体を異物や異常な自己細胞から守る免疫系の司令塔がT細胞。このT細胞の95%までをダメ出ししながら厳しく峻別するのが胸腺。胸腺で厳しく峻別されたエリートT細胞も、老いとともに変なことをやらかすらしい。結果、梗塞は脂肪が血管をつまらせるのではなく、T細胞の部下のマイクロファージの詰まらせてしまうような。老いは免疫系と深い関係がある。

胸腺は、20歳までしか働かないらしい。胸腺は退化していて脂肪のようになると聞いていて、手術の際に取り出された胸腺をみせられた旦那も納得していた。ではなぜ20歳でやめちゃうの?そもそも人間は20歳でピークで子孫にリソースを明け渡すのが摂理のよう。これは面白い!!

が、

上記の説明ではやはり重症筋無力症と胸腺の関係は分からない。。のでした。役割を果たさなくなったはずの胸腺を取り出すかなー?胸腺もやっぱり暴走してたのかな?

もうひとつかなり主観的な疑問。ステロイドで治療をはじめたら、なんだか全体に若返っているんだよねー。これはなんだか関係あるのでしょうか?

いろいろと楽しみです。1回と2回を見逃し録画していた第3回だけをみたのですが、、NHKオンデマンドでちゃんと全部をみるかなー。。ちゃんとみたらまたレポートします。