北京出張
先週3泊4日の北京出張に行きました。日本から一人、初めての中国、中国語できない、で、前日に「万一クリーゼがおきたら」と心配になり、中国人の同僚に頼んで、重症筋無力症であること、緊急の場合には彼にに連絡してほしいという中国語のカードを準備しました。おかげさまで無事に過ごせました。まあ、ほとんどホテルと会社の往復で、1日だけ夜一人でタクシーでホテルから30分くらいの天安門あたりで2、3時間遊んだだけなのですが。
中国の同僚はとても親身で、天安門への移動は、地下鉄はだめ(通勤時間は日本の満員列車のようなので)、時間とお金がかかってもタクシーでいきなさいとアドバイス。北京は深夜でもまったく安全だから一人でも大丈夫と太鼓判でした。確かに、警官がすごーく多くて、天安門付近はぜんぜん安心な感じでした。
ちよっと話がズレますが、出張前毎日北京にPM2.5警報がでていたので気が重かったのですが、いってみたら警報はとれていて、結構よかったです。まずは、料理おいしい(もちろん店によりますが)。ホテルは広くて設備もまままなので値段を考えたら東京よりもいいかも。タクシーも英語が通じないという点を除けば、アメリカなんかよりもずっといいです。まじめ、安全、車もレベルも高め(もちろん日本のタクシーは別格)。
本題に戻ると、万一クリーゼを起こして、うまく言葉が話せないときには、酔っぱらいと間違えられたりしないように、緊急カードを用意するといいというアドバイスをアメリカの患者の会でしています。厳しい社会、言葉が通じない国では万一を考えて、その国の言葉で緊急カードを準備しておくといいですよね。まあ、病気以外でも、言葉が通じない国では、ホテルの現地語カードは必須ですが。逆に、日本でも緊急カードはあったほうがいいかもしれませんね。
なお、重症筋無力症の認知度ですが、中国の友人はこの病気自体は聞いたことはないといっていました。アメリカ人とオーストラリア人の同僚も知らなかったです。アメリカは英語でたくさん重症筋無力症の情報がインターネットででています。問題は、中国はの医療情報は私が中国語を知らないので全く調べられないところですね。北京にはすごーく大きな病院が沢山ありましたけれども。